SPREAD GUIDE

カードスプレッド解説

タロットでは問いを眺める順序を、ルノルマンではカード同士のつながりを。二つの体系に合った展開と読み方を案内します。

ランタンと地図を手にスプレッドを案内する灰色と白の猫
問いから描く展開地図 枚数を増やす前に、知りたいことへの道筋を描いてみよう。

HOW TO CHOOSE

問いに必要な視点だけ、カードを置く。

複雑なスプレッドほど良い答えになるわけではありません。今知りたいことを整理し、必要な視点だけを選びます。

スプレッドにはさまざまな形や解釈があり、ここで紹介するものも一例です。問いや読み方に合わせて、位置の意味を変えても構いません。

1–2

焦点を絞りたい

今日のテーマ、今できる一歩など、短く明確な問いに。

3–5

流れや比較を見たい

時間の変化、原因と助言、二つの選択肢を比べたいときに。

6+

全体像を整理したい

背景、周囲、内面、展望まで、複数の要因を俯瞰したいときに。

TAROT SPREADS

位置のテーマを重ねて読む

タロットは「現状」「障害」「助言」のように、カードを置く場所へ役割を与えて読み進めます。

1

ONE CARD

ワンオラクル

一つの問いに、一つの象徴。迷いを増やさず、今もっとも大切な視点へ焦点を合わせます。

1
今必要なメッセージ問いに対する中心的なテーマや、今日意識したいこと。

向いている問い 今日意識するとよいことは?/この状況で最初にできる一歩は?

12

TWO CARDS

2枚引き

一つの問いを二つの視点から見つめる、シンプルで応用しやすい展開です。ここでは「現状・助言」の組み合わせを紹介します。

1
現状いま置かれている状況や、問いの中心で働いている力。
2
助言状況と向き合うために意識したいこと、次にできる一歩。

ほかの組み合わせ 自分・相手/長所・注意点/選択肢A・選択肢Bなどにも置き換えられます。

123

THREE CARDS

過去・現在・未来

出来事を時間の流れとして整理する基本の3枚引き。位置の意味を変えれば、原因・現状・助言などにも応用できます。

1
過去今の状況へつながった背景や、すでに経験したこと。
2
現在いま働いている力、向き合っている中心テーマ。
3
未来現在の流れが続いたときの可能性、次に意識すること。

向いている問い この関係はどう変化している?/計画を進めるうえで知っておくことは?

1234

FOUR CARDS

4枚引き

現状を整理し、つまずきの理由から次の一歩までを一続きで読む展開です。3枚では少し足りないときに、視点を一つ加えられます。

1
現状問いを取り巻く今の状況と、中心になっているテーマ。
2
障害流れを止めているもの、見落としやすい課題。
3
助言状況を動かすために意識したいこと、取り入れたい視点。
4
展望助言を踏まえて進んだときに開かれる可能性。

向いている問い 今の停滞を抜けるには?/目標へ進むために何を見直すとよい?

12345

TWO PATHS

二者択一

AとBを「当たり・外れ」で決めず、それぞれを選んだときに得るものと注意点を比較します。ここでは、現在地を中心に二つの道を2枚ずつで見る5枚展開を紹介します。

1
現在地選択に向き合う今の自分と、判断の軸。
2
選択肢Aの可能性Aを選ぶことで得られるもの、開いていく流れ。
3
選択肢Aの課題Aを進むときに意識したい注意点や、向き合うこと。
4
選択肢Bの可能性Bを選ぶことで得られるもの、開いていく流れ。
5
選択肢Bの課題Bを進むときに意識したい注意点や、向き合うこと。

向いている問い 二つの仕事のどちらを選ぶ?/行動する場合と待つ場合を比べたい。

1 2 3 4 5 6

RELATIONSHIP

関係性スプレッド

二人の気持ちや見え方を並べ、どちらか一方の視点だけでは分かりにくい関係の構造を読みます。恋愛に限らず、家族、友人、仕事上の相手にも使える6枚展開の一例です。

1
自分の気持ち相手やこの関係に対して、自分が抱いている思い。
2
相手の気持ち相手が抱いていると考えられる思いや関心。
3
自分から見た関係自分がこの関係をどう捉え、何を期待しているか。
4
相手から見た関係相手の立場から見た関係性や、置かれている状況。
5
関係の課題二人の間ですれ違いや停滞につながっていること。
6
関係の可能性互いの違いを踏まえたうえで、育てていける方向。

読み方のポイント 相手の内面を断定せず、自分との違いや関係を整えるための視点として読みます。

1 2 3 4 5 6 7

HORSESHOE

ホースシュー

7枚を馬蹄形に並べ、過去から展望までを幅広く見渡す展開です。位置の意味や置く順番には複数の流派があるため、ここでは代表的な一例を紹介します。

1
過去現在の状況へつながった出来事や、すでに受けた影響。
2
現在いま起きていることと、問いの中心にあるテーマ。
3
近い未来現在の流れが続いたとき、次に現れやすい変化。
4
取るべき姿勢状況に向き合うときに意識したい考え方や行動。
5
周囲の影響人間関係や環境など、自分の外側から働いている力。
6
障害進むうえで注意したいこと、まだ見えていない課題。
7
展望全体の流れを踏まえた一つの着地点と、今後の可能性。

向いている問い 状況の全体像と今後の流れを知りたい/複数の要因を順序立てて整理したい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

CELTIC CROSS

ケルト十字

一つのテーマを多角的に見る代表的な10枚展開。単純な結論より、状況の構造を丁寧に理解したいときに使います。ケルト十字にはさまざまな流派があり、カードを置く順番や各位置の意味も異なります。ここでは代表的な一例を紹介します。

1
現在・核心問いの中心にある現状と、いま最も強く働いているテーマ。
2
交差する力現状を助ける力、または妨げる課題。1番のカードに重ねて読みます。
3
心の土台表面からは見えにくい動機や、状況を支えている根本。
4
過去現在へつながった出来事や、離れつつある影響。
5
目標・可能性意識している理想や目標、いま見えている可能性。
6
近い未来現在の流れが続いたとき、近づいてくる出来事や変化。
7
自分の立場相談者自身の姿勢、自己認識、状況への向き合い方。
8
周囲の状況周囲の人や環境など、外側から及んでいる影響。
9
願望と不安心の中にある期待や恐れ。どちらの面も重ねて読みます。
10
展望現在の流れから見た一つの着地点。固定された未来ではありません。

向いている問い 長く続く悩みの全体像を知りたい/複数の要因が絡む状況を整理したい。

LENORMAND READING

一枚を単語に、並びを文章に。

ルノルマンは各位置へ細かな役割を決めすぎず、近くにあるカード同士を組み合わせて具体化します。通常は逆位置を使いません。

騎士のルノルマンカード
知らせ・到来
クローバーのルノルマンカード
小さな幸運
船のルノルマンカード
旅・広がり
EXAMPLE READING

「うれしい知らせが届き、新しい場所へ向かう機会が開く」のように、左から右へ一続きの文章にします。

カードの意味を全部使う必要はありません。質問に合う言葉を一つずつ選びます。
2

2枚読み

1枚目を主題、2枚目を説明として読む最小単位。「何が・どのような状態か」を一文にします。

3

3枚ライン

中央を問いの核にし、左を背景、右をこの先の動きとして読みます。最初は左から右の流れだけでも十分です。

5

5枚ライン

中央を主題に、近いカードほど直接的な影響、外側ほど背景や長い流れとして全体を組み立てます。

近さ中心や象徴カードに近いほど、影響が直接的。

方向人物や動きの向きが、どのカードへ向かうかを見る。

組み合わせ良い・悪いを急がず、まず名詞+形容詞や主語+動詞にする。

ルノルマン36枚の意味を見る

MAKE IT YOURS

自分のスプレッドを、見たまま整える。

NTTarotではカード枚数と各ポジションの名前・テーマに加え、展開図上の位置や向きもドラッグで編集できます。何度も使いたい配置は保存し、その場だけの展開はフリータロットで。問いに合わせて、型そのものを作れます。

QUESTION & SPREAD IDEAS

自分の問いに合わせた展開を。

何を質問し、どんな位置を用意すればいいか迷ったら、身近な悩みから作った10の例を見てみましょう。

質問と展開の例を見る