カップの5(Five of Cups)のタロットカード画像
猫のタロット

小アルカナ · 5

カップの5 Five of Cups

悲しみの先には、まだ残された希望があります。

  • 喪失、後悔、悲しみ、未練、残された可能性
  • 失望、後悔、喪失感、未練、残された希望
  • 回復、受容、未練、感情の停滞、再出発

SYMBOL & STORY

カップの5が表すもの

カップの5は、失ったものや思い通りにならなかったことに心が向いている状態を表すカードです。 ライダー・ウェイト・スミス版では、黒いマントをまとった人物が、地面に倒れた3つのカップを見つめています。こぼれた中身は、失われた愛情や期待、信頼、希望などを思わせます。人物の姿からは、すぐには気持ちを切り替えられないほどの悲しみや後悔が感じられます。 けれども、人物の背後には、まだ倒れていない2つのカップが残っています。さらに遠くには川があり、それを渡る橋と、その先には建物が見えます。目の前の喪失だけが世界のすべてではなく、まだ残されているものや、これから戻っていける場所があることも、この絵は静かに伝えています。 アーサー・ウェイトはこのカードについて、喪失や期待外れ、何かが残されている状態などを示しています。後世のタロット解釈では、そこからさらに「悲しみを十分に味わったあと、残された可能性へ気づいていく」という心理的な読み方も広く行われています。 カップは感情、愛情、人とのつながりを象徴するスートです。その5番は、それまで保たれていた感情の調和が崩れ、失望や痛みを経験する段階と見ることができます。カップの4が心を閉ざし、目の前のものに気づきにくくなっている状態だとすれば、カップの5では、実際に失ったものや傷ついた気持ちを見つめています。そして次のカップの6では、記憶や優しさ、過去から受け取ったものが再び心を支えていきます。 そのため、カップの5は単純に「悲しい出来事が起こるカード」ではありません。悲しみには悲しむための時間があり、無理に前向きになる必要はないこと。そしてその時間を通り抜けた先には、まだ残っているものに気づく可能性があることを表しています。

UPRIGHT & REVERSED

カップの5の正位置・逆位置

向きによって象徴の現れ方がどう変わるかを、キーワードと詳しい解説で見ていきます。

UPRIGHT

正位置の意味

悲しみの先には、まだ残された希望があります。

  • 失望、後悔、喪失感、未練、残された希望

カップの5の正位置は、失ったものや、うまくいかなかった出来事に心が強く向いている状態を表します。期待していた結果にならなかった、誰かとの関係が変わってしまった、自分の判断を悔やんでいるなど、心にぽっかり穴が空いたような時に現れやすいカードです。 精神面では、悲しみや後悔が大きくなり、今ある可能性に目を向ける余裕を失っているかもしれません。「あの時こうしていれば」「どうしてあんなことになったのだろう」と、過去の場面を何度も思い返すこともありそうです。 状況面では、別れ、失敗、期待外れ、計画の変更など、何らかの喪失を経験している可能性があります。ただし、それによってすべてが失われたとは限りません。今は倒れた3つのカップばかりが目に入っていて、まだ残されている2つのカップに気づけていない状態とも読めます。 行動面では、無理に気持ちを切り替えようとする必要はありません。大切だったものを失ったのであれば、悲しむことにも意味があります。むしろ、十分に悲しみを感じたからこそ、いつか自然に顔を上げられることもあります。 一方で、いつまでも失ったものだけを見続けていると、新しい可能性や、まだつながっている人の存在まで見えなくなってしまいます。今すぐでなくても構いません。少し心が落ち着いた時に、「まだ残っているものは何だろう」と考えてみることが、次へ進むきっかけになります。 恋愛では失恋やすれ違い、期待外れ、過去への未練として出ることがあります。仕事では失敗や評価されなかった悔しさ、計画が思い通りにならなかった落胆を表すことがあります。人間関係では、誤解や距離の変化による寂しさとして現れることもあります。 このカードは「もう何も残っていない」と告げるものではありません。まだ振り返る気持ちになれないとしても、背後には2つのカップが残っています。悲しみの先に、もう一度つながれるものや、新しく選び直せる道があることを、このカードは静かに示しています。

REVERSED

逆位置の意味

過去への思いを見つめ、少しずつ前へ進む時です。

  • 回復、受容、未練、感情の停滞、再出発

カップの5の逆位置は、悲しみや後悔との向き合い方が変化し始めている状態を表します。 一つの読み方では、失ったものばかりを見ていた状態から、少しずつ残されているものへ意識が向き始めます。過去の出来事を受け入れ、「これからどうしよう」と考える余裕が戻ってくる時です。悲しみそのものが完全に消えたわけではなくても、その悲しみに飲み込まれる状態から抜け出し始めています。 精神面では、自分を責め続けることをやめたり、失敗や別れを人生の一つの経験として受け止められるようになったりすることがあります。「あの出来事があったからこそ分かったこともある」と感じられるなら、回復が進んでいるサインです。 一方で、逆位置が反対方向に現れる場合もあります。その場合は、悲しみや未練が内側にこもり、なかなか手放せない状態を表します。表面では平気なふりをしていても、心の中では過去の出来事を何度も思い返しているかもしれません。 また、失ったものを取り戻すことに強くこだわり、「元通りにしなければ」と執着してしまう場合もあります。過去をやり直そうとする気持ちが強すぎると、今ある可能性を見落としてしまいます。 そのため、実際の占いでは、相談者が少しずつ前を向き始めているのか、それとも悲しみを抱え込んで停滞しているのかを、周囲のカードや現状と合わせて読むことが大切です。 恋愛なら、失恋から立ち直り新しい恋へ向かう場合もあれば、過去の相手への未練が強まっている場合もあります。仕事なら、失敗を学びに変えて再挑戦することもあれば、以前の失敗を恐れて動けなくなる場合もあります。 逆位置のカップの5は、「過去との関係を変えること」が大きなテーマです。忘れる必要はありませんが、その出来事をどのように自分の中に置くのかを考える時が来ています。

LOVE

カップの5の恋愛

正位置の恋愛

恋愛でカップの5が正位置で出た場合、期待していた関係にならなかったことへの失望や、過去への未練を表します。 片思いでは、相手の反応が思っていたほど良くなかったり、距離を感じて落ち込んでいる状態かもしれません。ひとつの言葉や態度だけを見て、「もう脈がない」と悲観してしまっている場合もあります。相手の気持ちを決めつける前に、今見えているものだけがすべてなのかを考えてみると良いでしょう。 交際中の場合は、すれ違いやケンカ、相手への失望が心に残っている可能性があります。「前のようには戻れないのでは」と感じることもありそうですが、まだ関係そのものが失われたとは限りません。謝ることや話し合うこと、相手の気持ちを聞くことが、背後に残された2つのカップにつながることもあります。 復縁では、過去の別れや後悔に気持ちが強く向いている状態です。相手への思いが残っている一方で、失った関係を美化しすぎている場合もあります。復縁を望むなら、ただ以前の状態に戻ろうとするのではなく、何が原因で関係が崩れたのか、もう一度同じ関係を築くことが本当に幸せなのかを見つめることが大切です。 出会いを求めている場合は、過去の恋愛の傷が新しい恋への一歩をためらわせているかもしれません。新しい人に出会っても以前の相手と比べてしまったり、また傷つくことを恐れたりすることがあります。焦って忘れようとせず、自分の心が回復する時間を大切にすると良いでしょう。

逆位置の恋愛

恋愛でカップの5が逆位置で出た場合、過去の傷や未練との向き合い方が変化する時です。 片思いでは、相手の反応に一喜一憂していた状態から、少しずつ冷静さを取り戻していく場合があります。「相手に好かれるかどうか」だけではなく、自分自身がこの恋で幸せになれるかを考えられるようになりそうです。 反対に、相手から思うような反応が得られないことで、ますます気持ちが離れなくなる場合もあります。うまくいかなかった場面を何度も思い返したり、相手の言葉の意味を考え続けたりしているなら、未練や後悔が心の中にこもっている可能性があります。 交際中の場合は、ケンカやすれ違いのあとで関係を立て直せる兆しがあります。お互いに傷ついた部分を認め、過去の出来事を蒸し返すよりも、これからどうしたいかを話し合えるようになるでしょう。 一方で、「あの時のことが許せない」と過去の傷を何度も持ち出してしまう場合もあります。仲直りをしたつもりでも、心の中ではまだ納得できていないのかもしれません。無理に忘れようとせず、自分が何に傷ついているのかを丁寧に確かめることが大切です。 復縁では、二つの方向があります。過去の問題を冷静に振り返り、新しい関係としてやり直せる場合もあります。一方で、失った関係を理想化し、「あの人でなければ」と執着が強くなっている場合もあります。復縁できるかどうかだけではなく、同じ問題を繰り返さずに関係を築けるかを考えてみましょう。 出会いでは、過去の恋から気持ちを切り替え、新しい人に目を向けられるようになる兆しがあります。ただし、過去の相手と新しい人を比べ続けてしまうなら、まだ心の整理に時間が必要です。

FEELINGS

カップの5の相手の気持ち

正位置の相手の気持ち

相手の気持ちとしてカップの5が正位置で出た場合、相手の心は「失ったもの」や「うまくいかなかったこと」に強く向いている可能性があります。あなたとの関係で残念だったこと、言えなかったこと、思い通りにならなかったことを引きずっているのかもしれません。 好意がないというより、今はその好意を素直に感じる余裕よりも、寂しさや後悔の方が前に出ている状態と読むことがあります。たとえば、もっと話せばよかった、あの時違う言い方をすればよかった、と過去を振り返っている場合です。 一方で、このカードには背後にまだ倒れていない2つのカップが描かれています。そのため、すべてを諦めているとは限りません。相手の中にまだ大切にしたい気持ちや、失いたくないつながりが残っている可能性もあります。ただ、その存在に本人がまだ十分気づいていないこともあります。 距離を置いている相手なら、悲しみや気まずさから自分から動けなくなっている場合があります。交際中なら、最近のすれ違いばかりに目が向き、関係全体の良さを見失っていることもあるでしょう。 このカードが出た時は、「好きか嫌いか」だけで相手の心を決めつけないことが大切です。好意と後悔、寂しさと未練が同時に存在することもあります。今の相手が何を失ったと感じているのかを見ると、気持ちの背景が読みやすくなります。

逆位置の相手の気持ち

相手の気持ちとしてカップの5が逆位置で出た場合、悲しみや後悔から少しずつ抜け出そうとしている状態を表すことがあります。過去に傷ついたことがあっても、それだけを見続けるのではなく、「これからどうしよう」と考え始めているのかもしれません。 あなたとの間にすれ違いや別れがあった場合、相手の中に未練や心残りが残っている可能性があります。ただし、その未練が必ず復縁や再接近を意味するわけではありません。もう一度向き合いたい気持ちとして現れることもあれば、きちんと受け止めたうえで前へ進もうとしていることもあります。 最近少しずつ態度が柔らかくなっているなら、相手の中で感情の整理が進み、以前より自然に関われるようになってきた可能性があります。謝りたい、話してみたい、気まずさを解きたいという気持ちが芽生えていることもあるでしょう。 逆に、関係を終えた相手について占った場合は、ようやく心の中で区切りをつけ始めているとも読めます。そのため、「まだ思っているか」だけでなく、「その思いをこれからどちらへ向けようとしているか」を見ることが重要です。 このカードでは、感情が止まっているというより、ゆっくり動き直していることに注目してください。周囲のカードや実際の行動が再接近を示しているなら関係修復へ、距離を広げる方向なら手放しへ向かっていると読み分けられます。

WORK

カップの5の仕事

正位置の仕事

仕事でカップの5が正位置で出た場合、失敗や期待外れ、評価されなかったことへの悔しさを表します。 努力したのに結果につながらなかった、希望していた仕事を任せてもらえなかった、昇進や転職が思うように進まなかったなど、「こんなはずではなかった」と感じる出来事があるかもしれません。 職場環境では、ミスや人間関係のすれ違いを長く引きずっている状態としても読めます。自分を責めすぎると、本来持っている能力や、まだ協力してくれる人の存在まで見えなくなることがあります。 転職や目標達成では、一つの道が閉ざされたことで、すべての可能性までなくなったように感じているかもしれません。しかし、別の部署、別の働き方、別の役割など、まだ残されている選択肢もあります。 失敗をなかったことにする必要はありません。何がうまくいかなかったのかを振り返りながら、そこで得た経験を次にどう活かせるかを考えることが大切です。倒れたカップだけではなく、自分の手元にまだ残っている経験や能力、人とのつながりにも目を向けてみましょう。

逆位置の仕事

仕事でカップの5が逆位置で出た場合、失敗や落胆から立ち直り、再び前へ進み始める流れを表します。 以前のミスや、評価されなかった経験について、「なぜ失敗したのか」を冷静に振り返れるようになっているかもしれません。自分を責めるためではなく、次に活かすための振り返りができるなら、回復が進んでいます。 転職では、過去の職場への未練や不満を整理し、新しい可能性に目を向けられるようになる場合があります。前の環境で傷ついた経験があっても、それを自分自身の価値と結びつける必要はありません。 職場環境では、以前の誤解が解けたり、協力してくれる人に気づいたりすることがあります。正位置では見えていなかった「まだ残っているもの」が、少しずつ見えるようになる時です。 一方で、過去の失敗を引きずり、「また同じことになるのでは」と挑戦を避けている場合もあります。表面上は立ち直ったように見えても、心の中では以前の評価や失敗を気にし続けていることもあります。 また、昔の成功や以前の職場環境にこだわり、「前はもっと良かった」と現在を否定してしまうこともあります。過去から学ぶことと、過去に戻ろうとすることは別です。今の自分が使える経験や能力に目を向けてみましょう。

MONEY

カップの5の金運

正位置の金運

金運でカップの5が正位置で出た場合、お金についての後悔や損失感を表します。 無駄遣いをしてしまった、思ったほど収入が増えなかった、投資や買い物で期待した結果が得られなかったなど、「失敗した」と感じる出来事があるかもしれません。 ただし、このカードは必ずしも大きな経済的損失を示すものではありません。実際の損失以上に、その出来事を気にしすぎている場合もあります。過去のお金の使い方を責め続けても、状況は変わりません。 買い物では、落ち込んだ気持ちを埋めるための衝動買いに注意したい時です。また、損を取り返そうとして焦って投資をしたり、大きな買い物をしたりするのも慎重になった方が良いでしょう。 貯金や家計では、過去を悔やむより、今からできる小さな修正に目を向けることが大切です。支出を整理する、固定費を見直す、少額でも貯金を再開するなど、現実的な行動が安心を取り戻す助けになります。

逆位置の金運

金運でカップの5が逆位置で出た場合、お金に関する後悔や不安を整理し、立て直していく流れを表します。 過去の浪費や損失、判断ミスについて、「次はこうしよう」と現実的に考えられるようになる時です。少額でも貯金を再開したり、家計を整理したりすることで、少しずつ安心感を取り戻せるでしょう。 一方で、過去の損失に執着し、「何とか取り返さなければ」と焦る場合もあります。投資で負けたあとにさらに大きなお金を動かしたり、失った金額ばかりを気にしたりするなら、いったん冷静になる必要があります。 買い物では、「前に買わなかったから」「あの時損をしたから」といった後悔を理由に、判断が感情的にならないよう注意しましょう。お金の失敗を取り戻す一番確かな方法は、焦って大きな判断をすることではなく、これからの使い方を少しずつ整えることです。 収入や貯金についても、「もう遅い」と考える必要はありません。過去の数字ではなく、今からできることに目を向けることが、金運を整える第一歩になります。

RELATIONSHIPS

カップの5の人間関係

正位置の人間関係

人間関係でカップの5が正位置で出た場合、誰かとの関係に寂しさや失望を感じている状態を表します。 友人との距離ができた、家族に理解してもらえなかった、職場で信頼していた人との間にわだかまりが生まれたなど、人とのつながりについて心を痛めている可能性があります。 このカードが示すのは、関係そのものが完全に失われたというより、「失った部分ばかりが大きく見えている状態」です。言えなかった言葉、期待していた反応、以前のような距離感。それらに心が向きすぎて、まだ残っている信頼や、別の人から受け取っている優しさに気づきにくくなっているかもしれません。 誤解がある場合は、少し時間を置いたあとで話してみることで、関係が回復する可能性があります。ただし、無理に以前と同じ関係へ戻す必要はありません。関係が変化したのであれば、その変化を受け入れながら、お互いにとって心地よい新しい距離感を探すこともできます。

逆位置の人間関係

人間関係でカップの5が逆位置で出た場合、すれ違いや寂しさから少しずつ回復する流れを表します。 友人や家族、職場の人との間にあったわだかまりが薄れ、もう一度話してみようと思えるかもしれません。謝る、相手の話を聞く、少し距離を置いて冷静になるなど、関係を整える方法が見えてくる時です。 一度傷ついた関係でも、信頼がまだ残っているなら、ゆっくり修復できる可能性があります。ただし、以前とまったく同じ関係へ戻ることだけが正解ではありません。新しい距離感を作ることで、かえって穏やかに付き合える場合もあります。 一方で、過去の言葉や出来事をいつまでも心の中で繰り返し、相手を許せずにいる場合もあります。表面上は普通に接していても、心の中では「まだ納得していない」ということもあるでしょう。 また、失った関係にこだわりすぎて、今そばにいる人とのつながりを見落としている可能性もあります。離れていった人だけではなく、今も気にかけてくれている人にも目を向けてみましょう。 このカードの逆位置は、人との関係を回復するだけでなく、自分自身との関係を立て直すカードでもあります。誰かに傷つけられたことで自分の価値まで疑っていたなら、その考えを少しずつ手放していくことも大切です。

YES OR NO

カップの5のYes or No

正位置の判定

判定
どちらともいえない
理由
カップの5は、期待通りにならなかったことや失望に意識が向いているカードです。今は前向きな答えを出しにくい一方、すべてが失われたわけでもありません。残っている可能性に気づけるかどうかで結果が変わるため、単純なYesやNoには決めにくいでしょう。
判定が変わる条件
過去の失敗や残念だった出来事ばかりを見るのをやめ、今も残っている選択肢や関係、支えに目を向けられた時はYes寄りに変わります。反対に、後悔にとらわれ続けて何も働きかけない場合はNo寄りになりやすいでしょう。

逆位置の判定

判定
Yes
理由
逆位置のカップの5は、失望や後悔から立ち直り、残っている可能性へ目を向け始める流れとして読めます。完全に問題が消えたわけではありませんが、停滞から回復へ向かうため、答えは慎重なYesです。
判定が変わる条件
過去の失敗を受け入れ、今できることへ意識を向けられればYesの力が強まります。反対に、再び後悔や自己否定へ戻り、同じことを繰り返す場合は「どちらともいえない」方向へ弱まります。

MESSAGE FROM THE CARD

カップの5からのアドバイス

正位置

今は、失ったものがとても大きく見えているのかもしれません。だから、すぐに元気になろうとしなくても大丈夫です。 悲しみや後悔は、それだけ大切にしていたものがあった証でもあります。心が追いついていないのに、無理に「前向きにならなければ」と自分を急かす必要はありません。 カップの5の人物も、まだ背後にある2つのカップを見ていません。今はまだ、倒れたカップを見つめる時間なのかもしれません。その時間を十分に過ごしたあとで、少しずつ顔を上げられる時が来ます。 その時には、まだ残っているものがあることに気づけるでしょう。支えてくれる人、これまでに得た経験、もう一度選び直せる可能性。失ったものを忘れる必要はありません。それを抱えながらでも、新しい道を歩き始めることはできます。

逆位置

過去の悲しみは、すぐに消えるものではないかもしれません。前を向こうとしても、ふとした瞬間に思い出してしまうこともあるでしょう。 それでも、以前と同じ場所にずっと立ち続けなければならないわけではありません。少しずつでも、自分の意識を「失ったもの」から「今ここにあるもの」へ戻していくことができます。 反対に、どうしても過去から離れられないと感じているなら、無理に忘れようとしなくても大丈夫です。何を失ったことが悲しいのか、何を取り戻したいと思っているのかを、自分の中で丁寧に確かめてみてください。 本当に取り戻したいのは、その人や出来事そのものではなく、その時に感じていた安心や喜びなのかもしれません。そのことに気づけば、別の形で同じ大切なものを育てていく道も見えてきます。 過去は変えられなくても、過去との付き合い方は変えていけます。悲しみを消すのではなく、それを自分の物語の一部として抱えながら、少しずつ未来へ向かっていきましょう。

READ IT YOUR WAY

カップの5から、あなただけの読みへ。

ここにある意味を手がかりにしても、自分の言葉を育てても。オリジナルデッキなら、説明や画像まであなたらしく整えられます。

無料でアプリを開く